「副業を始めたいけど、特別なスキルがない…」
「家でコツコツできる仕事ってないかな?」
「データ入力ってよく聞くけど、実際どうなの?稼げるの?」
こんな風に悩んでいませんか?
こんにちは、副業で月30万円を達成した経験のある福です。
僕自身、脱サラ前はいろんな副業に挑戦しました。
動画編集がメインでしたが、ブログを書いたり、せどりをやったり…もちろん、特別なスキルがなくても始めやすい副業もたくさん探しました。
その中で「データ入力」も選択肢の一つとして考えたことがあります。
この記事では、そんな僕の経験も踏まえつつ、データ入力の副業について、仕事内容から始め方、収入の目安、注意点まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
この記事を読めば、データ入力の副業が自分に合っているか判断でき、安全に始めるための具体的なステップが分かりますよ。
そもそもデータ入力の副業とは?具体的な仕事内容を紹介
まずは「データ入力って、具体的に何をするの?」という疑問にお答えしますね。
データ入力の基本的な仕事内容
データ入力の仕事は、文字通り「パソコンを使ってデータを入力すること」がメインです。
具体的には、こんな作業があります。
- テキスト入力: 紙の資料やアンケートの内容をWordやExcelに入力する。
- 数値入力: 売上データや顧客リストなどを指定されたフォーマットに入力する。
- 情報収集・リスト作成: ネットで特定の情報を検索し、リストにまとめる。
- 文字起こし: 会議やインタビューの音声データを聞きながら、文字に起こす。
特別なスキルというよりは、パソコンの基本的な操作ができればOKな場合が多いのが特徴です。
どんなスキルが必要?未経験でも大丈夫?
「パソコンは普通に使えるけど、専門的なスキルはない…」という方も安心してください。
データ入力の副業は、未経験からでも始めやすいのが大きなメリットです。
最低限必要なスキルは、こんな感じです。
- 基本的なPC操作: ファイル操作やメールの送受信ができるレベル。
- タイピングスキル: スムーズに文字入力できると有利です。(後で練習方法も紹介しますね!)
- 正確性: データを間違えずに入力する集中力。
- 納期を守る意識: 決められた期限までに作業を完了させる責任感。

でも、コツコツ練習すれば誰でも上達しますよ!
もちろん、Excelの関数を知っているとか、ブラインドタッチができるとか、有利になるスキルはありますが、必須ではない案件もたくさんあります。
データ入力の種類別・仕事例
データ入力と一口に言っても、いくつか種類があります。
どんな仕事があるか、いくつか例を見てみましょう。
仕事の種類 | 具体的な作業内容例 | 求められるスキル(目安) |
---|---|---|
単純入力 | アンケート結果の入力、名刺情報の入力、手書き伝票のデータ化 | 基本的なPC操作、正確性 |
リスト作成 | 特定の条件(例: 東京都のカフェ)に合う店舗の情報をネットで検索し、リスト化する | 検索スキル、基本的なPC操作 |
文字起こし (テープ起こし) | 会議やインタビューの音声データを聞き取り、テキスト化する | 高い集中力、聞き取り能力、タイピングスキル |
ECサイト関連 | 商品情報の登録、在庫データの入力・更新 | 基本的なPC操作、(サイトによっては)簡単な画像加工スキル |
これらはあくまで一例です。
仕事内容は様々なので、自分にできそうなもの、興味のあるものから探してみると良いでしょう。
データ入力のメリット・デメリット
どんな仕事にも良い面と大変な面があります。
データ入力のメリット・デメリットも知っておきましょう。
- 未経験でも始めやすい: 特別なスキルや資格が不要な案件が多い。
- 在宅でできる仕事が多い: 通勤時間ゼロで、家事や育児と両立しやすい。
- スキマ時間を活用しやすい: 自分のペースで作業時間を調整しやすい案件もある。
- パソコンスキルが身につく: タイピングや基本的なPC操作に慣れる。
- 単価が低い傾向がある: 高収入を得るには、量をこなすかスキルアップが必要。
- 作業が単調になりがち: 同じ作業の繰り返しで飽きてしまうことも。
- 肩こりや眼精疲労になりやすい: 長時間同じ姿勢でPC作業をするため。
- 自己管理能力が必要: 在宅の場合、自分でスケジュール管理やモチベーション維持が必要。
これらの点を理解した上で、自分に合っているか考えてみてくださいね。
データ入力副業はどのくらい稼げる?単価相場と収入目安
「ぶっちゃけ、データ入力ってどのくらい稼げるの?」
ここが一番気になるところですよね。
単価の種類や相場、収入目安について見ていきましょう。
データ入力の単価の種類
データ入力の報酬は、主に以下の3つの形式があります。
- 文字単価: 入力した文字数に応じて報酬が決まる(例: 1文字0.1円~1円)。主に文字起こしなどで使われます。
- 件数単価: 入力したデータの件数に応じて報酬が決まる(例: 1件5円~50円)。名刺入力やリスト作成などで使われます。
- 時給単価: 作業時間に応じて報酬が決まる(例: 時給1,000円~1,500円)。在宅だけでなく、オフィスでのデータ入力業務もあります。
どの形式が多いかは案件によりますが、クラウドソーシングでは文字単価や件数単価が多い印象です。
【種類別】データ入力の単価相場
単価は仕事内容や求められるスキルによって変わってきます。
あくまで目安ですが、一般的な相場観を知っておきましょう。
仕事の種類 | 単価相場(目安) | 備考 |
---|---|---|
単純なテキスト・数値入力 | 1文字0.1円~ / 1件1円~10円程度 | 特別なスキル不要な分、単価は低め |
リスト作成 | 1件10円~50円程度 / 時給制もあり | 検索スキルや正確性が求められる |
文字起こし | 1文字0.5円~1円程度 / 音声1分あたり50円~200円程度 | 専門性が高いもの(医療・法律など)は高単価傾向 |
ECサイト商品登録 | 1件50円~数百円 / 時給制もあり | 単純登録だけでなく、画像加工などが含まれると単価アップ |

まずは相場観を掴むために、いくつか案件を見てみるのがおすすめです!
月収目安は?稼ぐためのポイント
では、実際に月いくらくらい稼げるのでしょうか?
これは、「作業時間 × 作業スピード × 単価」で決まります。
例えば、1時間に1,000文字入力できる人が、1文字0.5円の文字起こしを月20時間行った場合、
1,000文字 × 0.5円 × 20時間 = 月収10,000円
となります。
もしタイピングスピードが2倍になれば、同じ作業時間でも月収は2倍になりますし、より高単価の案件を獲得できれば、さらに収入アップが見込めます。
ただし、正直に言うと、データ入力だけで月10万円以上を安定して稼ぐのは、かなり大変です。
「楽して簡単に大金が稼げる」という考えは捨てて、現実的な目標を設定することが大切です。
稼ぐためのポイントとしては、
- タイピングスピードを上げる
- 正確性を高めて信頼を得る
- 継続して案件をこなし、実績を作る
- より単価の高い仕事(文字起こしなど)に挑戦する
などが考えられます。
【5ステップ】データ入力副業の始め方
「データ入力、自分にもできそうかも!」と思った方へ。
ここからは、具体的な始め方を5つのステップで解説します。
STEP1: 必要なものを準備する
まずは、作業に必要なものを揃えましょう。
- パソコン: デスクトップでもノートパソコンでもOK。スペックはそれほど高くなくても大丈夫ですが、快適に作業できるものが良いでしょう。
- インターネット環境: 安定した回線が必要です。光回線が理想ですが、ポケットWi-Fiなどでも可能な場合はあります。
- (任意)ヘッドセットやイヤホン: 文字起こしをする場合は、音声を聞き取りやすくするためにあると便利です。
- (任意)静かな作業環境: 在宅の場合、集中できるスペースを確保しましょう。
STEP2: スキルを確認・練習する
次に、自分のスキルを確認し、必要であれば練習しましょう。
- タイピングスキル: 無料のタイピング練習サイトなどを活用して、スピードと正確性をチェック・向上させましょう。
- Excel/Spreadsheetの基本操作: 案件によっては、簡単な表計算ソフトの知識が必要になることも。基本的な操作(入力、簡単な関数、書式設定など)を確認しておくと安心です。
STEP3: 仕事を探す場所を選ぶ
準備ができたら、いよいよ仕事を探します。
主な探し場所は以下の通りです。
- クラウドソーシングサイト: 初心者向けの案件が豊富。まずはここから探すのがおすすめです。(例: クラウドワークス、ランサーズなど)
- 求人サイト: アルバイト・パートとしてデータ入力の求人が出ていることもあります。
- スキルシェアサービス: 自分のスキルを出品する形で仕事を得ることも可能です。(例: ココナラなど)
STEP4: プロフィールを作成し応募する
仕事を探すサイトに登録したら、プロフィールを充実させましょう。
- 丁寧さ・正確性をアピール: データ入力で最も重視される点です。
- 対応可能な作業時間: 週に何時間くらい作業できるか明記すると、発注者が依頼しやすくなります。
- 簡単な自己紹介: これまでの職務経歴(事務経験など)があれば簡潔に記載。
- 誤字脱字がないかチェック: プロフィール自体が入力スキルの見本になります。

「初心者ですが、責任を持って丁寧に作業します!」と正直に書くのも一つの手ですよ。
プロフィールができたら、興味のある案件に応募してみましょう。
最初は簡単な案件から挑戦するのがおすすめです。
STEP5: テストやトライアルを受ける
案件によっては、採用前に簡単なテストやトライアル(お試し作業)が行われることがあります。
これは、応募者のスキルや作業の質を確認するためです。
テスト内容は、タイピングの速度・正確性テストや、実際の作業の一部を行うことが多いです。
緊張するかもしれませんが、落ち着いて、自分の実力を発揮しましょう。
データ入力副業の仕事の探し方|おすすめサイト紹介
データ入力の仕事は、どこで探すのが良いのでしょうか?
ここでは、代表的な探し場所と、それぞれの特徴を紹介します。
クラウドソーシングサイトで探す
初心者の方に最もおすすめなのが、クラウドソーシングサイトです。
データ入力の案件数が非常に多く、未経験者向けの簡単な仕事から、専門的なスキルが必要な高単価案件まで幅広く見つかります。
- クラウドワークス: 業界最大手。案件数が非常に多く、初心者向けも豊富。
- ランサーズ: クラウドワークスと並ぶ大手。こちらも案件多数。
- ココナラ: スキルを出品する形式がメインですが、「仕事の依頼」から探すことも可能。
まずはこれらの大手サイトに登録し、どんな案件があるか見てみましょう。
プロフィールをしっかり作り込み、最初は評価を貯めるために簡単な案件から挑戦するのがおすすめです。
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求人サイトで探す
一般的なアルバイト・パート向けの求人サイトでも、「データ入力 在宅」などのキーワードで検索すると、募集が見つかることがあります。
時給制の案件が多い傾向にあります。
スキルシェアサービスで探す
「ココナラ」のようなスキルシェアサービスでは、「データ入力します」「文字起こしします」といった形で、自分のスキルを出品して仕事を得る方法もあります。
自分で価格設定できるのがメリットですが、最初のうちは実績がないと依頼されにくいかもしれません。
【福(発信者)の仮説】意外な探し方:企業のHPや直接応募
これは少し裏技的な探し方かもしれませんが、企業のホームページの採用情報や、問い合わせフォームから直接応募してみるという手もあります。
特に、人手不足の中小企業などでは、外部に委託するほどではないけれど、ちょっとした入力作業を手伝ってほしい、と考えているケースがあるかもしれません。

もちろん、必ず仕事が見つかる保証はありませんが、探してみる価値はあるかもしれません。
データ入力副業の注意点|失敗しないために
手軽に始めやすいデータ入力副業ですが、注意すべき点もあります。
安心して副業を続けるために、以下のポイントを押さえておきましょう。
募集内容をよく確認!怪しい案件の見分け方
残念ながら、副業の世界には怪しい案件や詐欺も存在します。
特に注意したいのは、以下のようなケースです。
- 「誰でも簡単に高収入!」のような甘い言葉: 現実離れした好条件には裏がある可能性が高いです。
- 仕事内容が曖昧: 具体的に何をするのかよく分からない案件は避けましょう。
- 事前に登録料や教材費を要求される: 仕事をするためにお金を払うのは基本的にNGです。
- 個人情報を不必要に聞いてくる: 住所や銀行口座などを安易に教えないようにしましょう。
「スマホだけで月30万円!」
「1日10分の作業で高収入!」
「始めるには〇〇万円の登録が必要です」
…こういった謳い文句を見たら、まず疑ってください。
実際に高額な教材を買わされた、登録料だけ取られて仕事がもらえなかった、という話も残念ながら耳にします。
納期と作業量の確認は必須
応募する前に、納期と想定される作業量を必ず確認しましょう。
自分のスキルや割ける時間で、無理なくこなせるか判断することが大切です。
安易に引き受けて納期に間に合わない、となると、信用を失ってしまいます。
情報セキュリティへの意識
仕事で扱うデータには、個人情報や企業の機密情報が含まれる場合があります。
情報の取り扱いルール(持ち出し禁止、SNS投稿禁止など)をしっかり確認し、遵守することが非常に重要です。
情報漏洩は、自分だけでなくクライアントにも大きな損害を与えてしまいます。
確定申告が必要になる場合も
副業で得た所得が年間20万円を超える場合は、基本的に確定申告が必要です。
「バレないだろう」と安易に考えず、税金のルールもしっかり理解しておきましょう。
安全に始めるための対策まとめ
- 信頼できるプラットフォームを利用する: 大手クラウドソーシングサイトなどを活用する。
- 募集内容・契約内容をしっかり確認する: 不明な点は事前に質問する。
- 安易に個人情報を提供しない。
- 少しでも「怪しい」と感じたら応募しない・契約しない。
これらの点を意識して、安全に副業を始めましょう。
データ入力の効率アップ術&スキルアップの道
データ入力の仕事に慣れてきたら、次は作業効率を上げたり、少しステップアップを目指したりするのも良いでしょう。
作業効率を上げる3つのコツ
- ショートカットキーを活用する: コピー&ペースト (Ctrl+C, Ctrl+V) など、基本的なショートカットキーを覚えるだけで、作業スピードは格段に上がります。
- タイピング練習を継続する: 少しの時間でも毎日練習することで、着実にスキルアップできます。
- 集中できる環境を作る: 周囲の音を遮断したり、作業時間を区切ったりして、集中力を維持する工夫をしましょう。
おすすめ便利ツール
作業効率をさらに上げるために、便利なツールを活用するのもおすすめです。
- 単語登録ツール: よく使う単語や定型文を登録しておけば、数文字入力するだけで変換候補に出てくるようになります。(Windows, Mac標準機能)
- クリップボード拡張ツール: コピーした履歴を複数保存でき、何度も同じ内容をコピーする手間が省けます。(例: Clibor, CopyQ など)
- 画面分割ツール: 資料を見ながら入力する場合など、画面を分割して表示すると作業しやすくなります。(Windows標準機能「スナップ」, Mac「Split View」など)
データ入力からステップアップ?
データ入力の仕事を通して、基本的なPCスキルやビジネスメールのマナーなどが身についてきます。
そのスキルを活かして、少しずつステップアップを目指すことも可能です。
例えば…
- Excelスキルを深める: 関数やマクロを学び、より高度なデータ集計や分析の仕事へ。
- 事務アシスタントへ: データ入力だけでなく、資料作成やメール対応なども含めた事務サポート業務へ。
- Webライター補助: リサーチや簡単な記事構成作成など、Webライターのアシスタント業務へ。

でも、その経験があったからこそ、まずはPCスキルに慣れることから始め、徐々に他のWeb系副業(ブログや動画編集)に挑戦できた面もあります。
データ入力でPC操作に慣れるのは、次のステップへの良い準備になるかもしれませんね。
【体験談】データ入力副業のリアルな声
ここでは、実際にデータ入力の副業を経験した人の声(※架空の事例です)や、私自身の考えを紹介します。
成功談:コツコツ続けて月3万円達成したAさんの話
失敗談:単価の安さと単調さで挫折したBさんの話
福(発信者)がデータ入力を深くやらなかった理由

でも、正直に言うと、深入りはしませんでした。
理由は、僕が副業に求めていたのが「スキルアップ」と「より高い収益性」だったからです。
プログラミングの独学に失敗した経験から、次はもっと実践的で、将来的に大きく稼げる可能性のあるスキル(僕の場合は動画編集)を身につけたいと考えました。
もちろん、データ入力にもメリットはたくさんあります!ただ、僕の目標とは少し方向性が違った、というだけですね。
データ入力副業はこんな人におすすめ!
ここまで、データ入力副業の仕事内容から始め方、注意点まで解説してきました。
データ入力副業が向いている人の特徴
- コツコツとした地道な作業が得意な人
- 正確に作業を進めるのが得意な人
- 在宅で仕事をしたい人
- パソコンの基本的な操作ができる人
- スキマ時間を有効活用したい人
- まずは簡単な副業から始めてみたい人
始める前の最終チェックポイント
- メリットだけでなく、デメリット(単価が低い傾向、単調さなど)も理解したか?
- 仕事内容や単価について、現実的な期待値を持っているか?
- 怪しい案件の見分け方や注意点を把握したか?
まずはクラウドソーシングで探してみよう!
もし「自分に向いていそうだな」と感じたら、まずはクラウドソーシングサイトに登録して、どんな案件があるか覗いてみることから始めてみましょう。
小さな一歩が、あなたの副業ライフの始まりになるかもしれません。
データ入力以外にも、スキル不要で始めやすい副業はたくさんあります。
以下の記事も参考にしてみてくださいね。
はじめに 副業に興味はあるけど、スキルや経験に自信がないあなたへ 「将来のために副業を始めたいけど、特別なスキルなんて持ってないし…」 「パソコンもそんなに得意じゃないし、未経験でもできる副業ってあるの[…]
この記事が、あなたの副業選びの参考になれば幸いです。